1: FX2ちゃんねる 2015/07/14(火) 22:11:28.64 ID:???*.net
ギリシャがユーロから離脱しかけた瞬間
マラソン会議の舞台裏、「この部屋から出すわけにはいかない」

ギリシャがユーロ圏離脱の瞬間に最も近づいたのは昨日(7月13日)の午前6時前後、ブリュッセルでちょうど夜が明けた頃のことだった。ギリシャのアレクシス・チプラス首相とドイツのアンゲラ・メルケル首相は過酷な話し合いを14時間続けた末に、行き詰まったと考えた。もう妥協の余地はなく、交渉を続ける理由も見当たらなかった。グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)だけが唯一の現実的な選択肢だった。2人が部屋のドアに向かって歩き始めた時、動いたのはドナルド・トゥスク欧州理事会議長だった。ユーロ圏の歴史に残る分裂の引き金が、疲労と苛立ちによって引かれるのを阻止しようとしたのだ。

「悪いが、この部屋から出すわけにはいかないんだ」。ポーランドの前首相はこう言った。

■最後までもめたギリシャ民営化基金

もめていたのは、差し押さえたギリシャの国有資産を裏付けに設立する民営化ファンドの規模と目的だった。メルケル氏は、500億ユーロの資産を売却して債務の返済原資にしたいと考えていた。一方のチプラス氏は、ギリシャの国民所得の3分の1近い価値のある資産の支配権を差し出せというのは国家に対する侮辱だと見なした。そこで、同氏はファンドの規模をもっと小さくする、そして売却代金はギリシャに再投資されるようにするという代案を出した。いろいろな仕組みを1ダース近く、1時間以上かけて検討した結果、ようやく妥協点を見いだすことができた。そしてこれが、欧州連合(EU)に最大の試練をもたらしてきた出口のなかなか見えない危機において、最大級の疲労と不安を伴った週末の交渉を終結に導くこととなった。

■土曜の財務相会合も大荒れ
(中略)
■「私は馬鹿じゃない」と声を荒げたショイブレ財務相
(中略)
■オランド大統領は仲介に尽力
(中略)

■「磔(はりつけ)」にされたチプラス首相
結局、目をしょぼしょぼさせた外交官数人が、マラソン会議で誰が勝ったのか確信できないまま外に出てきた。だが、一番苦しんだのが誰かということについては、意見が一致していたようだ。「彼らは中でチプラスを磔(はりつけ)にした」。サミットに参加したあるユーロ圏政府高官はこう言った。「磔だ」

7.14(火) 詳しくは元ソースで
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44302
no title
▼ こ の 記 事 の 続 き は こ ち ら か ら