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スバルの外国人労働者の時給409円(但し家賃と光熱費、ブローカー代差し引き後)は低賃金か?

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1: FX2ちゃんねる 2015/07/29(水) 10:07:43.25 ID:???.net
中略

<難民申請者たちが就労>
しかし、スバル車ブームの陰には、同社が喧伝していない別の事実がある。売れ行きが急増している同社の生産が、ひとつにはアジアやアフリカからの難民申請者や安い外国人労働者の存在によって支えられているという点だ。東京から電車で2時間の距離にある群馬県太田市。同社や部品サプライヤーなどスバル車の主要生産拠点で働く彼らの多くは短期契約の作業員で、賃金の35%程度は彼らを派遣した業者が受け取る。

バングラデシュ、ネパール、マリ、中国など様々な国からやってきた彼らは、フォレスターの革製シートなどの部品の多くを作っており、大半の場合、厳しい労働環境に置かれている。ロイターは太田市でスバル製造に関わっている22カ国、およそ120人の外国人労働者と面談し、彼らの給与明細書や難民認定申請書なども調査した。そこから浮かび上がってきたのは、外国人労働者が日本の閉鎖的な出入国管理法に縛られ、スバル車のサプライチェーンのなかで人材派遣業者や企業による待遇に苦悩している姿だった。

ロイターは太田市でスバル製造に関わっている22カ国、およそ120人の外国人労働者と面談し、彼らの給与明細書や難民認定申請書なども調査した。そこから浮かび上がってきたのは、
外国人労働者が日本の閉鎖的な出入国管理法に縛られ、スバル車のサプライチェーンのなかで人材派遣業者や企業による待遇に苦悩している姿だった。

そうした労働者の1人、ネパール出身の難民申請者であるラカン・リジャル氏(34)は、同社向け車座席を製造する会社で作業中に腰を負傷し、その後に解雇を言い渡されたと話した。他の労働者たちからは、通常シフトの2倍の時間を働くよう圧力を受けた、事前通告無しに即時解雇された保険をかけてもらえなかった、などの訴えがあった。ロイターがインタビューした大半の労働者は、群馬県の一般機械器具製造業の最低賃金である時給817円、あるいはそれ以上の賃金を受け取っていた。しかし、2カ所のスバル系列サプライヤーで働いていた十数人のインドネシア人労働者の場合、家賃や光熱費、本国の送り出し機関に支払う手数料を差し引くと、残る手取り額は毎月平均でおよそ9万円、時給にして約409円にとどまっていた。

こうした問題について、富士重工は「取引先の労働環境管理は基本的に各取引先の責任で行っており、当社が直接的に関与することはない」との立場をとっている。ロイターの問い合わせに対し、同社は書面回答の中で、法律や企業内のガイドラインに従うことが同社と取引するための前提条件だ、と述べた。同社はまた、派遣会社の行動を監視する権限はないとし、「ただし当社として、客取引先に、ガイドラインで定める差別撤廃・人権尊重・法令順守に沿った対応をお願いしている」と説明している。

<「灰色」の供給ルート>
同社のサプライチェーンにおける労働実態は、人口縮小で労働市場がひっ迫し、移民労働者に対する法律上の壁が依然高い日本特有の事情が生んだ副産物といえる。同社や系列サプライヤーなど人手不足に直面している企業は、工場の作業員を確保するため、難民申請者やビザ(査証)切れ不法滞在者、アジアからの技能実習生といった「裏口ルート」の移民労働者に頼らざるを得ない。「灰色」の労働市場が存在するおかげで、建設業、農業、製造業などは数多くの外国人労働者を安い賃金で雇うことが可能になっている。同社は、政府が行っている外国人技能実習制度にそって、339人の中国人を受け入れている。

http://jp.reuters.com/article/2015/07/28/special-report-subaru-idJPKCN0Q21H220150728
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団塊の世代に介護が必要になる2025年に介護職員が38万人不足する推計が発表される。待遇が悲惨過ぎて人が集まらず。

200304573-001
1: FX2ちゃんねる 2015/06/26(金) 16:40:12.82 ID:???.net
厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上になる2025年度に介護職員が約38万人不足するとの推計を発表した。高齢化で介護サービスの利用者が増えて253万人の介護職員が必要になるが、今の増員ペースのままでは215万2000人しか確保できない見通し。介護サービスの需要が増える一方で、少子化で働く若者世代が減少し、人材供給が追いつかないことが影響している。

市町村が3年ごとに作成する介護保険事業計画に基づき、介護業務に必要な職員数の推計値をまとめた。不足数の推計は初めて。必要な人数に対して確保できる人数を示す「充足率」は、全国で17年度は94%と必要数より6%足りない程度だが、25年度には85.1%まで低下する。以下略。

http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010046000c.html

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団塊の世代に介護が必要になる2025年に介護職員が38万人不足する推計が発表される。待遇が悲惨過ぎて人が集まらず。

200304573-001
1: FX2ちゃんねる 2015/06/26(金) 16:40:12.82 ID:???.net
厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上になる2025年度に介護職員が約38万人不足するとの推計を発表した。高齢化で介護サービスの利用者が増えて253万人の介護職員が必要になるが、今の増員ペースのままでは215万2000人しか確保できない見通し。介護サービスの需要が増える一方で、少子化で働く若者世代が減少し、人材供給が追いつかないことが影響している。

市町村が3年ごとに作成する介護保険事業計画に基づき、介護業務に必要な職員数の推計値をまとめた。不足数の推計は初めて。必要な人数に対して確保できる人数を示す「充足率」は、全国で17年度は94%と必要数より6%足りない程度だが、25年度には85.1%まで低下する。以下略。

http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010046000c.html

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【悲報】1983年~1988年に産まれた男性の10人に1人が無職であることが判明

LZa88yl
1: FX2ちゃんねる 2015/06/21(日) 22:14:44.70 ID:Qnarn+K40●.net
■10人に1人が無職の時代
(ゆとり第一世代を含む)1983年~1988年に生まれた男性のうち、パート・アルバイト14.8%、無職10.3%。4人に1人が定職に就いていない(就けない)のが、今の日本の現実です。ブランドバンクデータの調査によると、無職と答えた男性の86.7%は両親と暮らしており、世帯年収は平均424万円、個人年収は38万円。彼らのうち、97.8%は未婚。

2011年6月、この世代が23歳~27歳のときをみると、個人年収は平均225万円。これと比較すると、今回の全体での平均個人年収274万円はたしかに昇給していますが、いずれも年収300万円の壁は越えられていません。

さらに2年前に無職と答えているのは7.8%。パート・アルバイトは12.8%で、安定した職に就いていない割合は、わずかに増加しています。

http://news.livedoor.com/article/detail/10256592/

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【悲報】1983年~1988年に産まれた男性の10人に1人が無職であることが判明

LZa88yl
1: FX2ちゃんねる 2015/06/21(日) 22:14:44.70 ID:Qnarn+K40●.net
■10人に1人が無職の時代
(ゆとり第一世代を含む)1983年~1988年に生まれた男性のうち、パート・アルバイト14.8%、無職10.3%。4人に1人が定職に就いていない(就けない)のが、今の日本の現実です。ブランドバンクデータの調査によると、無職と答えた男性の86.7%は両親と暮らしており、世帯年収は平均424万円、個人年収は38万円。彼らのうち、97.8%は未婚。

2011年6月、この世代が23歳~27歳のときをみると、個人年収は平均225万円。これと比較すると、今回の全体での平均個人年収274万円はたしかに昇給していますが、いずれも年収300万円の壁は越えられていません。

さらに2年前に無職と答えているのは7.8%。パート・アルバイトは12.8%で、安定した職に就いていない割合は、わずかに増加しています。

http://news.livedoor.com/article/detail/10256592/

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年収260万円の警備員から数億円の資産家になった「伝説の男、野村」の話しがクズ過ぎてビックリした。

jiji
1: FX2ちゃんねる 2015/06/21(日) 12:23:28.59 ID:???.net
この連載では、職場に潜むホンネとタテマエの狭間でもがく人々の姿を紹介してきた。労働の現場は、働く人々の失意とため息で溢れかえっている。しかし中には、そんな苦境をものともせず、どん底から自力で這い上がってくる強者もいる。今回はそんな人たちの1人で、年収260万円の警備員から今や数億円の資産家になった、30代前半の男性を紹介しよう。

職を転々として悲惨に見える人生を送りながらも、その実、メディアや有識者が唱えるような「弱者」ではない。むしろ相当に図太く、したたかな男だ。そんな男の素顔を炙り出すことで、「格差社会」にまつわる固定観念を覆したい。

2011年の夏、都内西部の郵便局。それは小雨が降る日だった。通りを隔てたすぐ前にはパチンコ店がある。そこに出入りする人を、警備員の野村(33歳)は立ったままぼっーと見入っていた。無表情で、まるでろう人形のようだ。しばらくすると、局の入口付近にあるキャッシュディスペンサーのコーナーに人がごった返し始めた。180センチ近い長身の野村は前かがみになり、小走りで近寄り、10人近い人たちを列に並べる。慣れた手つきで客を動かす。そして、また元の場所に戻り、パチンコ店を立ったまま見入る。

郵便局はこのあたりでは大きな局であり、人の出入りが激しい。野村が勤務する警備会社が、この局の周辺を警備するという仕事を数年前に請け負った。野村は入社3年目。本人いわく「正社員だと思うけど、正確にはわからない」。会社からの説明は曖昧だったようだ。10年近く前、都内の中堅私立大学を卒業した。キャリアは、「年を追うごとにダウンしている」と本人も自認している。

野村は1~2年ごとに職場を変えてきた。介護機器の販売会社、特別養護老人ホームの職員、医療系出版社の総務部社員、介護関連のNPO職員、図書館の清掃や郵便局でのアルバイト、そして広告代理店での営業と、あらゆる職業に携わり、このときが警備員だった。この約10年間の年収を見ると、多いときで360万円ほど。それが職を変える度に徐々に減り続け、2011年には260万円前後まで落ち込んでいた。

「中堅の私立大学を卒業したくらいでは、いったん軌道から外れると、“大卒”としては認められない。新卒のときから、就職には苦戦した」と野村は語る。4つ目の職場だったNPOを辞めた後、転職しようとして、20社ほどにエントリーしたものの、いずれも書類選考落ち。面接に進めない――。力尽きて、図書館の清掃や郵便局でのアルバイトをした。時給900円で、収入は1日数千円。アパートの家賃を払ったら、お金は残らない。「これでは生きていけないな」と思い、その後職を求めた広告代理店は、完全なブラックだった。そんな野村が行き着いた先が、警備員だった。面接は1回のみで約20分。あっという間に「内定」を得た。
 
1日8時間ほど、月に二十数日勤務する。毎月の給与は手取り20万円前後。「中途半端に疲れる。ずっと立っているだけで、時折人の整理をするくらい。他の警備員は40~60代で、リストラで職を失った人たち。30代前半は数人しかいない。数人は、みんな高卒とか高校中退。僕は、一応大卒だけど……」野村は自嘲気味にそう笑った。

2011年のあのときから、4年が経った。今野村は、人が羨むマイホームを持つ。さしたる仕事をすることなく、数億円の資産を握っている。本人いわく「そこそこ、リッチな自宅警備員」である。落ちこぼれだった野村には、たった1つの取り柄があった。女性へのアプローチが速いのだ。自身が深刻に見える皮膚病を患っていながら、臆することなく女性に声をかけた。

20代半ば、NPO職員だった頃に知り合った女性と深い関係となり、ずるずると半同棲を続ける。そして、2013年春に結婚した。新婚旅行は、アメリカのグランドキャニオン。知人には、旅行の様子を撮ったはがきまで送り付けた。しかし、年収260万円の男にそんなお金はない。そのお金は、新妻の親が工面したのだという。野村が出したお金は10万円程度。ハネムーンを終えると、新婚生活が都内の賃貸マンションで始まった。礼金・敷金や引っ越し代も、妻の両親が払った。夫婦の収入は、合わせても500万円に満たない。これでは、満足する生活ができない。2人は2014年の夏から、妻の両親が住む北関東の実家に転がり込んだ。野村に「妻を養うのは自分だ」という、数十年前の男のようなプライドはない。

「(サザエさんの)マスオさん?妻の家に居候で肩身が狭い?(筆者のことを指して)時代感覚が古いですね。僕らの世代で、妻を養おうとする男はいませんよ。大企業で働くごく一部の人だけ。僕は、彼らみたいに自分を見失いたくない。社畜になりたくない」

http://diamond.jp/articles/-/73269

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年収260万円の警備員から数億円の資産家になった「伝説の男、野村」の話しがクズ過ぎてビックリした。

jiji
1: FX2ちゃんねる 2015/06/21(日) 12:23:28.59 ID:???.net
この連載では、職場に潜むホンネとタテマエの狭間でもがく人々の姿を紹介してきた。労働の現場は、働く人々の失意とため息で溢れかえっている。しかし中には、そんな苦境をものともせず、どん底から自力で這い上がってくる強者もいる。今回はそんな人たちの1人で、年収260万円の警備員から今や数億円の資産家になった、30代前半の男性を紹介しよう。

職を転々として悲惨に見える人生を送りながらも、その実、メディアや有識者が唱えるような「弱者」ではない。むしろ相当に図太く、したたかな男だ。そんな男の素顔を炙り出すことで、「格差社会」にまつわる固定観念を覆したい。

2011年の夏、都内西部の郵便局。それは小雨が降る日だった。通りを隔てたすぐ前にはパチンコ店がある。そこに出入りする人を、警備員の野村(33歳)は立ったままぼっーと見入っていた。無表情で、まるでろう人形のようだ。しばらくすると、局の入口付近にあるキャッシュディスペンサーのコーナーに人がごった返し始めた。180センチ近い長身の野村は前かがみになり、小走りで近寄り、10人近い人たちを列に並べる。慣れた手つきで客を動かす。そして、また元の場所に戻り、パチンコ店を立ったまま見入る。

郵便局はこのあたりでは大きな局であり、人の出入りが激しい。野村が勤務する警備会社が、この局の周辺を警備するという仕事を数年前に請け負った。野村は入社3年目。本人いわく「正社員だと思うけど、正確にはわからない」。会社からの説明は曖昧だったようだ。10年近く前、都内の中堅私立大学を卒業した。キャリアは、「年を追うごとにダウンしている」と本人も自認している。

野村は1~2年ごとに職場を変えてきた。介護機器の販売会社、特別養護老人ホームの職員、医療系出版社の総務部社員、介護関連のNPO職員、図書館の清掃や郵便局でのアルバイト、そして広告代理店での営業と、あらゆる職業に携わり、このときが警備員だった。この約10年間の年収を見ると、多いときで360万円ほど。それが職を変える度に徐々に減り続け、2011年には260万円前後まで落ち込んでいた。

「中堅の私立大学を卒業したくらいでは、いったん軌道から外れると、“大卒”としては認められない。新卒のときから、就職には苦戦した」と野村は語る。4つ目の職場だったNPOを辞めた後、転職しようとして、20社ほどにエントリーしたものの、いずれも書類選考落ち。面接に進めない――。力尽きて、図書館の清掃や郵便局でのアルバイトをした。時給900円で、収入は1日数千円。アパートの家賃を払ったら、お金は残らない。「これでは生きていけないな」と思い、その後職を求めた広告代理店は、完全なブラックだった。そんな野村が行き着いた先が、警備員だった。面接は1回のみで約20分。あっという間に「内定」を得た。
 
1日8時間ほど、月に二十数日勤務する。毎月の給与は手取り20万円前後。「中途半端に疲れる。ずっと立っているだけで、時折人の整理をするくらい。他の警備員は40~60代で、リストラで職を失った人たち。30代前半は数人しかいない。数人は、みんな高卒とか高校中退。僕は、一応大卒だけど……」野村は自嘲気味にそう笑った。

2011年のあのときから、4年が経った。今野村は、人が羨むマイホームを持つ。さしたる仕事をすることなく、数億円の資産を握っている。本人いわく「そこそこ、リッチな自宅警備員」である。落ちこぼれだった野村には、たった1つの取り柄があった。女性へのアプローチが速いのだ。自身が深刻に見える皮膚病を患っていながら、臆することなく女性に声をかけた。

20代半ば、NPO職員だった頃に知り合った女性と深い関係となり、ずるずると半同棲を続ける。そして、2013年春に結婚した。新婚旅行は、アメリカのグランドキャニオン。知人には、旅行の様子を撮ったはがきまで送り付けた。しかし、年収260万円の男にそんなお金はない。そのお金は、新妻の親が工面したのだという。野村が出したお金は10万円程度。ハネムーンを終えると、新婚生活が都内の賃貸マンションで始まった。礼金・敷金や引っ越し代も、妻の両親が払った。夫婦の収入は、合わせても500万円に満たない。これでは、満足する生活ができない。2人は2014年の夏から、妻の両親が住む北関東の実家に転がり込んだ。野村に「妻を養うのは自分だ」という、数十年前の男のようなプライドはない。

「(サザエさんの)マスオさん?妻の家に居候で肩身が狭い?(筆者のことを指して)時代感覚が古いですね。僕らの世代で、妻を養おうとする男はいませんよ。大企業で働くごく一部の人だけ。僕は、彼らみたいに自分を見失いたくない。社畜になりたくない」

http://diamond.jp/articles/-/73269

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年収260万円の警備員から数億円の資産家になった「伝説の男、野村」の話しがクズ過ぎてビックリした。

jiji
1: FX2ちゃんねる 2015/06/21(日) 12:23:28.59 ID:???.net
この連載では、職場に潜むホンネとタテマエの狭間でもがく人々の姿を紹介してきた。労働の現場は、働く人々の失意とため息で溢れかえっている。しかし中には、そんな苦境をものともせず、どん底から自力で這い上がってくる強者もいる。今回はそんな人たちの1人で、年収260万円の警備員から今や数億円の資産家になった、30代前半の男性を紹介しよう。

職を転々として悲惨に見える人生を送りながらも、その実、メディアや有識者が唱えるような「弱者」ではない。むしろ相当に図太く、したたかな男だ。そんな男の素顔を炙り出すことで、「格差社会」にまつわる固定観念を覆したい。

2011年の夏、都内西部の郵便局。それは小雨が降る日だった。通りを隔てたすぐ前にはパチンコ店がある。そこに出入りする人を、警備員の野村(33歳)は立ったままぼっーと見入っていた。無表情で、まるでろう人形のようだ。しばらくすると、局の入口付近にあるキャッシュディスペンサーのコーナーに人がごった返し始めた。180センチ近い長身の野村は前かがみになり、小走りで近寄り、10人近い人たちを列に並べる。慣れた手つきで客を動かす。そして、また元の場所に戻り、パチンコ店を立ったまま見入る。

郵便局はこのあたりでは大きな局であり、人の出入りが激しい。野村が勤務する警備会社が、この局の周辺を警備するという仕事を数年前に請け負った。野村は入社3年目。本人いわく「正社員だと思うけど、正確にはわからない」。会社からの説明は曖昧だったようだ。10年近く前、都内の中堅私立大学を卒業した。キャリアは、「年を追うごとにダウンしている」と本人も自認している。

野村は1~2年ごとに職場を変えてきた。介護機器の販売会社、特別養護老人ホームの職員、医療系出版社の総務部社員、介護関連のNPO職員、図書館の清掃や郵便局でのアルバイト、そして広告代理店での営業と、あらゆる職業に携わり、このときが警備員だった。この約10年間の年収を見ると、多いときで360万円ほど。それが職を変える度に徐々に減り続け、2011年には260万円前後まで落ち込んでいた。

「中堅の私立大学を卒業したくらいでは、いったん軌道から外れると、“大卒”としては認められない。新卒のときから、就職には苦戦した」と野村は語る。4つ目の職場だったNPOを辞めた後、転職しようとして、20社ほどにエントリーしたものの、いずれも書類選考落ち。面接に進めない――。力尽きて、図書館の清掃や郵便局でのアルバイトをした。時給900円で、収入は1日数千円。アパートの家賃を払ったら、お金は残らない。「これでは生きていけないな」と思い、その後職を求めた広告代理店は、完全なブラックだった。そんな野村が行き着いた先が、警備員だった。面接は1回のみで約20分。あっという間に「内定」を得た。
 
1日8時間ほど、月に二十数日勤務する。毎月の給与は手取り20万円前後。「中途半端に疲れる。ずっと立っているだけで、時折人の整理をするくらい。他の警備員は40~60代で、リストラで職を失った人たち。30代前半は数人しかいない。数人は、みんな高卒とか高校中退。僕は、一応大卒だけど……」野村は自嘲気味にそう笑った。

2011年のあのときから、4年が経った。今野村は、人が羨むマイホームを持つ。さしたる仕事をすることなく、数億円の資産を握っている。本人いわく「そこそこ、リッチな自宅警備員」である。落ちこぼれだった野村には、たった1つの取り柄があった。女性へのアプローチが速いのだ。自身が深刻に見える皮膚病を患っていながら、臆することなく女性に声をかけた。

20代半ば、NPO職員だった頃に知り合った女性と深い関係となり、ずるずると半同棲を続ける。そして、2013年春に結婚した。新婚旅行は、アメリカのグランドキャニオン。知人には、旅行の様子を撮ったはがきまで送り付けた。しかし、年収260万円の男にそんなお金はない。そのお金は、新妻の親が工面したのだという。野村が出したお金は10万円程度。ハネムーンを終えると、新婚生活が都内の賃貸マンションで始まった。礼金・敷金や引っ越し代も、妻の両親が払った。夫婦の収入は、合わせても500万円に満たない。これでは、満足する生活ができない。2人は2014年の夏から、妻の両親が住む北関東の実家に転がり込んだ。野村に「妻を養うのは自分だ」という、数十年前の男のようなプライドはない。

「(サザエさんの)マスオさん?妻の家に居候で肩身が狭い?(筆者のことを指して)時代感覚が古いですね。僕らの世代で、妻を養おうとする男はいませんよ。大企業で働くごく一部の人だけ。僕は、彼らみたいに自分を見失いたくない。社畜になりたくない」

http://diamond.jp/articles/-/73269

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